ストームナイトの心得

 ストームナイトはポシビリティ略奪者・ハイロードの侵略に立ち向かうヒーローです。プレイヤーはこのことを常に頭に置いてロールプレイしなければなりません。設定上、プレイヤー・キャラクターはすばらしい活躍・偉業を成し遂げて、侵略者によって虐げられた人々の希望(ポシビリティ)を回復させなければなりません。そのため、ストームナイトは「弱者を虐げたり、外道な行い」をしてはいけません。

リアリティの違い

 日本語版のトーグでは7つのリアリティのキャラクターが作成できるようになっています。それぞれのリアリティは似通っているものもあれば、まったく相容れないものもあります。

 例えば、魔法アクシオム18のアイル出身のキャラクターと、魔法アクシオム2のニッポンテック出身のキャラクターとが、『魔法』について話しているところを想像してみてください。
 アイルではあらゆる人間が魔法の才能を持って生まれてくるため、魔法はごくごく一般的なものですが、逆に技術アクシオムが低いため、機械技術は未発達で不安定なものです。一方、ニッポンテックは冷酷な理性とビジネス戦略に裏付けられたハイテク企業社会のリアリティです。

 果たして、こんな2人の会話が噛み合うと思いますか? アイルの魔法使いが信念を持って魔法の有効牲を説いても、ニッポンテックのビジネスマンには単なる奇術やトリック以外の何物でもないのです。

 オーズならば、コズムのリアリティの限界を超えることができないため、完全に物別れに終わるでしょう。しかし、プレイヤーキャラクターはポシビリティ能力者です。オーズよりもずっと進歩的な考えができ、多くの可能性を信じることができるのです。最初は出身コズムの違いや文化ギャップによって相性が悪いこともあるでしょうが、プレイを繰り返すことによってキャラクター同士がその違いを乗り越え、互いの差を認め合い、補い合いつつも協力して悪のハイロードと戦っていく。

 いつもは毒舌を言い合っている仲なのに、いざという時には息がぴったり合うっていうのも仲々格好いいシチュエーションだとは思いませんか?

キャラクター作成

 日本語版でのトーグでは、コアアースを含む7つのリアリティを持つストームナイトをキャラクターとして使うことができます。それらは元々そのコズムの出身であったり、ポシビリティ戦争でコアアース人が変身した場合もあります。いずれの場合も、基本的には自分のリアリティを超える行動をする場合には、矛盾を起こさないといけません。コアアース出身で変身したキャラクターの場合、記憶はあるが使い方が分からない、という可能性もあります。

 例:コアアース人がアイルで変身した魔法使い 等。

技能と装備

 それぞれのキャラクターテンプレートには主要技能と選択技能があります。主要技能は、そのキャラクターが一番得意としている技能で、キャラクター作成時に3レベルの技能レベルを獲得しています。選択技能は、そのキャラクターがふつう持っていると思われる技能で、テンプレートに載っているものの中から13レベル分を選択します。ただし、3レベル以上取ることはできません。さらに、〈リアリティ〉は最低でも1レベル取らなければいけません。

 装備はキャラクターテンプレートにあるものを書き写します。コミックパワーや武道なども同時に習得させます。